子の引渡の法制度化検討へ

本日の朝日新聞の朝刊1面で、法務省が子の引渡の強制執行手続を法制度化する方向で検討しているとの報道がありました。

 

実際、現在の強制執行制度では、子の引渡は明文化されておらず、引渡を行うまで金銭的負担を課する間接強制、現実的な子の引渡の強制執行は、事実上の運用で実現されていました。

 

明文化は法治主義から望ましいことですが、子どもの引渡は、子どもに重大な影響を与えるので非常にデリケートな問題です。

 

子の福祉に配慮した法制度が模索されることを期待します。

2016年09月13日